会議室のレイアウトってどんな種類があるの?
会議室のレイアウトの特徴を知りたい
会議の目的にあったレイアウトを選びたい
会議室のレイアウトは多くのパターンがあるので、自分が会議リーダーとなったり、上司から会議室の準備の手配を指示された際には、どのようなレイアウトで会議をすればいいか悩む方も多いかと思います。
会議室のレイアウトには会議を進行する上で得られるメリットが異なるので、会議の目的にあったレイアウトを選ぶことがとても重要です。
もし誤ったレイアウトを選んでしまうと、会議に参加したメンバーが発言しにくくなることで、会議の目的が達成できなくなることも。
そこで今回は、会議室のレイアウトの種類と特徴を、目的別に分かりやすく解説していきます。
重要な会議を行う際や、会議を任されたときの参考にしてください。
目次
会議室のレイアウト6選
会議室のレイアウトは、主に6つの種類があります。
- スクール形式
- シアター形式
- 島型形式
- コの字形式
- ロの字形式
- 対面形式
これから紹介する会議の目的に合わせて、各レイアウトを選ぶようにしましょう。
1.スクール形式
スクール形式の会議室レイアウトは、教室のようにテーブルと椅子が一列に並んで配置されるレイアウトです。
スピーカーやプレゼンターが中央に位置し、参加者はその周囲に座ることができるので、スピーカー中心のプレゼンテーションやトレーニングセッションに適しているのが特徴のレイアウトです。
また、テーブルが前方に配置されているため、参加者はノートや文書を使用しやすく、メモを取りやすい環境になります。
スクール形式がオススメの会議室レイアウト
研修
スピーカーが参加者に対して知識やスキルを伝えるための環境が適しています。
セミナー
専門知識や情報を共有するための環境に適しています。
講演会
スピーカーや講師が参加者に対して講演するための環境に適しています。
スクール形式は、スピーカー中心のプレゼンテーションやトレーニングセッションに適しており、受講者が集中して学習できる環境のレイアウトです。
2.シアター形式
シアター形式の会議室レイアウトは、すべての椅子が前方を向いて配置され、スピーカーやプレゼンテーションエリアが前方に設けられるレイアウトです。
すべての椅子が前方を向いて配置されるため、スピーカーやプレゼンターが中央に位置し、参加者は彼らに集中することができるので、参加者に情報を伝えるのに適しています。
シアター形式がオススメの会議室レイアウト
講演会
一人または複数のスピーカーが大規模な視聴者に向けて講演するための環境に適しています。
セミナー
専門知識や情報を共有するための環境に適しています。
社員総会などの大規模な会議
多くの参加者が集まる大規模な会議に適しています。
プレゼンテーション
多くの人に新製品の発表やプロジェクトの報告など、情報を伝えるための環境に適しています。
シアター形式は、大規模なイベントや講演会など、スピーカーやプレゼンターが視聴者に情報を伝える際に適した環境のレイアウトです。
3.島型形式
島型形式の会議室レイアウトは、複数の小さなテーブルやグループが中央に集まって配置され、その周囲に椅子が配置されているレイアウトです。
複数の小さなグループが中央に集まって作業を行うのに適していて、自由にアイデアを出し合ったり、解決策を見つけたりするのによく使われます。
島型がオススメの会議室レイアウト
ブレインストーミングセッション
参加者が自由にアイデアを出し合うための環境に適しています。
チームビルディング
小さなグループが近くに集まって作業することで、チームメンバー同士の関係を強化し、信頼関係を構築するのに適しています。
プロジェクトミーティング
グループが特定のプロジェクトや課題に集中して作業するための環境に適しています。
ワークショップ
参加者が実践的な演習や活動を行うための環境に適しています。
島型形式は、参加者同士のグループワークや協力関係の構築を促進し、柔軟性のある会議環境を提供するのに適しているレイアウトです。
4.コの字形式
コの字形式のレイアウトは、テーブルがコの字型に配置されているため、参加者同士が顔を合わせやすく、対話や議論をしやすいのが特徴です。
また、テーブルの一端にリーダーが座ることで、会議の進行をコントロールしやすくなります。
コの字がオススメの会議室レイアウト
ブレインストーミングセッション
参加者が自由にアイデアを出し合うことができ、リーダーが参加者全員のアイデアを収集しやすい環境になります。
戦略会議
チームメンバーが集まって戦略的な問題について議論し、意見を交換するのに適しています。
チームビルディングイベント
チームメンバーがお互いをよりよく知るために、小グループで会議するのに適しています。
クリエイティブな会議
グループでアイデアの共有や商品開発など、新しい発想を出し合う会議に適しています。
コの字形式の会議室レイアウトは、参加者同士のコミュニケーションを重視し、チームの協力と協調を促進するための効果的なレイアウトです。
5.ロの字形式
ロの字形式のレイアウトは、テーブルや椅子がロの字型に配置されているため、参加者同士がお互いの顔を見ながら会話をしやすくコミュニケーションがスムーズに行えるのが特徴です。
また、ロの字の中央にリーダーが座ることで、会議の進行をコントロールしやすくなります。
リーダーが参加者全体を見渡し、議論をまとめやすくなります。
口の字がオススメの会議室レイアウト
意思決定会議
リーダーが参加者全体を見渡せるので、意見を集めやすくなります。
戦略的計画会議
参加者が重要な戦略的決定を行うために、意見を交換し、協力して議論するのに適しています。
プレゼンテーション
スピーカーが参加者全体を見渡し、情報を効果的に伝えられます。
チーム会議
チームメンバーが協力してプロジェクトの進行状況や課題を議論し、解決策を見つけるのに適しています。
ロの字形式の会議室レイアウトは、リーダーシップを強化し、グループ間の連携を高めるための効果的なレイアウトです。
6.対面形式
対面形式は2つのグループが1列になり、机を挟んで向き合うレイアウトです。
参加者同士が直接対面するため、対話やコミュニケーションが取りやすいのが特徴になります。
参加者がお互いの顔を見ながら会話する会議に適しています。
対面形式がオススメの会議室レイアウト
意思決定会議
参加者がお互いの意見を交換し、意思決定を行うための環境になります。
プレゼンテーション
スピーカーやプレゼンターが参加者に直接情報を伝えるのに適しています。
信頼構築
参加者同士が対面することで、チームメンバー同士の関係を強化し、信頼関係を構築するのに適しています。
アイデアの共有
グループ同士でアイデアの共有をするのに向いています。
対面形式は、参加者同士の対話とコミュニケーションを重視し、リーダーシップの強化や信頼関係の構築に役立つ効果的なレイアウトです。
まとめ『会議室のレイアウト』
会議室のレイアウトは、主に6つの種類があります。
スクール型 | 講師やリーダーを正面にして全員の意思統一が図りやすい |
シアター型 | 多くの人に情報を一度に伝えやすい |
島型 | 小チーム/グループ毎でディスカッションや認識の統一が図りやすい |
コの字 | リーダーを中心にコミュニケーションを図り、意思決定をしやすい |
口の字 | 4面が対等な関係となり、バランスの良い議論が進みやすい |
対面 | 全員が向き合って対話を行え、意見交換がしやすい |
このように会議の目的にあったレイアウトを選ぶことで、スムーズに会議を進められます。
会議をするときは、どんなレイアウトで会議をすればいいのか決めてから準備をしてみましょう!
社内で適切なレイアウトが展開できない場合は
今回紹介したような会議室のレイアウトを最適な形で行うことで、会議の目的を達成しやすくなります。
しかし社内に目的にあったレイアウトの会議室がない・机やイスが不足しているなどの理由でレイアウトが展開できない・対応できる人数の会議室がないなどの理由で、最適なレイアウトで会議が実施できないこともあるかと思います。
そういった場合には、貸会議室を借りることで対応可能です。
貸会議室ならレイアウトや設備など、会議の目的に合わせて部屋や設備を選択することができるので、スムーズに会議を進めることができます。
会議の目的や参加者のニーズに合わせて、最適なレイアウトを選択し、充実した会議を行い、会議の目的を達成するようにしましょう。
東京の貸会議室は銀座ユニーク
東京で貸会議室を借りるなら、ぜひ銀座ユニークをご利用ください。
レイアウト自由な貸会議室を参加人数に応じて多数ご用意していますので、目的にあったレイアウトで会議を行うことができます。
社内の会議室が空いていなかったり、セミナーや研修、イベントだったり、さまざまなシーンでの利用が可能です。(少人数から200人まで対応)
また、設備もプロジェクター、スクリーン、ホワイトボードなど会議に必要なものは揃っているので円滑に会議が進められます。